情報が遅いのが悲しい。こんなバンドがあったんですね、日本に。
でも、こんなバンド、日本にしかないかもしれません。
今年は、50回転ズとかT字路s、そしてこの「Sound Of The Pen Friend Club」。
あ、ハーマンのステレオとか、いろいろ面白いものを聴けたと思います、遅かったけど。
ま、聴けなかったより、よかった、よかった。
簡単に解説すると、ニック・ロウの「cruel to be kind」をフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドでやった、ボーカルがここまで...とは思わなかったと。
でもなんか不思議な味があります。歌った本人は聞きたくないと言っていますが。今なら、あとから音程とか補正できるのではと思いますが、誰もリミックスなんかしないですよね。ミュージシャンのクレジットも凝っています。
エックス・ジャパンなんて、一度もちゃんと聴いたことも聴きたいと思ったことも、もちろんいいと思ったことなど、かけらもないのですが、eXという、このバンドは最高に好きでした。
power popがほんの少し流行りかけた頃、eXも再評価されるといいなと思ったけれど、やっぱり何も起こらなかった。幻のセカンド・アルバムが発売されたくらい。内容的にはファーストを超えてはいないけれど、ま、聴けただけでもgoodでした。
そうそう、ファーストLPのレーベルは確か片面が大輪の薔薇の写真だけで、もう一方はアメリカのドーナツ屋かなにかのマークをパクったかわいいロゴが入っていたりして、デザイン的にも大好きでした。